わがままなヤツ



目が覚めたら
暗い表情の隆介がいた。



そっか。

あたし、一昨日から
隆介の家に泊まってたんや…。




『ん‥隆介…?』



『あっ、大丈夫?』



『うん。』



あたしはゆっくり
ベッドから起き上がった。




『びっくりしたわぁ。いきなり倒れるから。』



『ごめん…。』



『俺こそごめん。調子のりすぎた;;』