1分経った。 さっきから隆介は 何を言ってもまだって言うだけ。 『みやび…。』 『何?』 『好き。』 なんかいつもの隆介じゃない。 『好きやで。隆介。』 『ほんま?』 『うん。ほんま。』 あたしは隆介の手をにぎった。 『どういうとこが?』 『ぜーんぶ♪笑。』