わがままなヤツ



『ちょっと来い。』



あたしは持っていた荷物を置いて
隆介がいるベッドに行った。



クシャクシャと
隆介はあたしの頭を撫でる。



『ごめん…。』



あたしの口から
そんな言葉が漏れた。



『ほんまに反省してる?』



『うん。』




隆介はあたしを抱き寄せた。

あたしも抱き付いていった。




こうしてるだけで、
あたしの心は満たされる。



すごく幸せって思える。



心から隆介を好きになれる‥。