耳が聞こえないと 外を歩くのも凄く恐い。 車のクラクションも エンジン音も聞こえない。 唯一使える目を使いながら 隆介の家に辿り着いた。 ―(ピンポーン)― ↑たぶん鳴ってる すると隆介が出て来た。 しっかり手をつないで 部屋まで案内してくれた。