「ま、とりあえず心配しなくていーから。ね?」

「うん。ありがと。」

あたしはにこっと微笑んで

教室の席に戻った。

ぼーっとしてると、いつしか授業は始まっていて

どんどん眠たくなってきた。

京吾は隣ですやすや寝てるし

あたしも寝ちゃおっかなぁ、と思ったそのとき。

あたしの後ろにいる愛が

あたしの背中を叩いた。

「愛?どーしたの?」

「これ。後ろの子から。」

「あ、ありがと。」

愛が渡してきたのは、ちっちゃい手紙みたいなもの。

中を開けてみると….

『夕凪ちゃんって、村岡君と付き合ってるの?』

とゆう内容。

…うん。

なんて答えたらいーんだろう?