♡双恋♡

「はよ。」

「お、おはよっ。」

「ほら、カバンかせ。」

「え?」

「いーから。」

京吾は、挨拶したかと思うと

あたしのカバンを、ちょっと強引に奪って

少し前を歩き出した。

「け、けーご?」

「んー?」

「こ、これから、よろしくね?あらためて。」

「お、おう。」

京吾は、少しだく驚いたような顔をしてから

あたしの身体を引き寄せた。

「ほら、隣にこいって。」

「うん。ありがと。」

あたしは、ほんのちょびっとだけ

緊張しながらも、京吾の隣に並んだ。