♡双恋♡

「あれ…?雨音…?」

「ん?雨、降ってんのか?」

あたしは、部屋にある窓に近づいて

耳をすませた。

その瞬間。

ゴロゴロ…ゴロゴロ…

ぴかっ…!!


「きゃっ…!か、雷っ…!?」

「結構降ってんなぁ。って、大丈夫か?」

「あ、あたし、雷だめなのっ…。」

「おいおい。ほら、大丈夫だから。こっちこい。」

「ん、うん…。」

ベッドに座っている京吾に、

恐る恐る近寄る。

その間も、雷はゴロゴロと

おっきい音をたてている。


「身体、ガチガチだな。そんなにだめだったのか?」

「か、雷だけは、昔からだめなの…。」

「とりあえず力抜け。俺がついてるから。」

京吾は、あたしの背中を

やさしくさすってくれた。