♡双恋♡

そして、1時限目。

国語。

「はぁー。そーいや、今日小テストだったっけー?」

あたしは自分の席で、ため息をついた。

「ん。これくらいなら、覚えられんだろ。」

「え?」

「これ、テスト範囲。多分当たるぞ。」

「あ、ありがと。」

京吾は、あたしにルーズリーフを手渡して

また机に伏せて、眠ってしまった。


「わっ…。なにこれ、すごっ…。」

ルーズリーフには

何時間かかるかわからないほど

丁寧な予習がしてあった。

京吾って、こんなに真面目だったの?


確かに、これならいい点もとれるよね。

あたしは京吾に感謝しつつ

ルーズリーフに目を通した。