♡双恋♡

「んっ…。ふわぁ…。」

「け、けーご?」

「ん…?あぁ、谷村。はよ。」

「お、おはよっ。」

寝起きの京吾は、猫みたいに目を擦りながら

あたしのほうを向いた。


「谷村、顔赤くね?熱でもあんの?」

「ほぇ?熱なんて、ないと思うけど?」

「ふーん。ちょっとじっとしてろよ?」

伏せていた身体を起こして、あたしの正面に座る京吾。

「ちょ、けーご?」

「いいから。ちょっとおとなしくしてろ。」

そう言って

こつんっと、おでこを重ねた。