♡双恋♡

2時間後。

「はい、今日はここまで。」

「はぁー。やっと終わったぁー。」

「これくらいで何を言ってるの。ほんっとにあんたは…。」

「うんうん、わかったから。じゃ、また明日ね。」

あたしは、疲れた身体を無理やり動かして

カバンを持った。


「ちゃんと勉強するのよ。」

「今やってたじゃん。じゃーね。」

これ以上言うと、話が長くなる、と思いつつ

あたしは、真っ暗な夜道を1人歩いて帰った。