♡双恋♡

「なぁ、今何時?」

「わかんない。えっと…。」

あたしは動かせる範囲で、手をゴソゴソ動かした。

「あ、あった!」

なんとかiPhoneを見つけて、ディスプレイを開いた。

「えっ…?」

そこには、3:30とゆう表示。

「どした?」

「今、夜中の3時(笑)」

「げっ、まじかよ。」

深夜まわってることに驚いたのもあるけれど

絶対に帰ってきているであろう、お母さん達が

起こさなかったことにも、驚いた。

「ねぇ、けーご?」

「ん?どした?」

「なーんかさ、幸せ///」

「…おう///」

結局あたし達は、このままの状態で朝を迎えた。