「ゆーなぎー。授業始まるわよー。」

「むー。もー知んにゃいもん…。」

「あ、拗ねてる。村岡君、どーにかしてよ。」

「俺かよー。」

愛に頼まれたからかなんなのか

京吾は、あたしの頭をポンポン撫でながら

「そーゆーとこも、可愛い。」

と、耳元で囁いた。

「っ…///」

「これで、許して?」

「…うん///」

あたしは、こくん、と頷いた。