「もう、ここ学校っ///」

「知ってるー(笑)」

京吾は、いたずらっ子みたいな笑みを浮かべながら

あたしの顔を見つめていた。

「バカップルめ、家でやんなさいよ。」

「あ、愛っ。」

「まったく…。」

「もしかして、見てた?」

「後ろからばっちり見てた。」

「うぅ…///」

あたしは、流石に恥ずかしくなって

机に突っ伏せた。

「おい、瑞希ー、ゆーなぎいじめんなって。」

「どっちがよ、まったく。」

「まぁ、そーだけどさ。」

あたしの頭の上で

京吾が笑っている声がきこえた。

もう、意地悪…