♡双恋♡

「な、ななな…///」

「その反応。ちゃんと覚えてたんだ。」

「…///」

「なぁ、キス、してもいい?」

あたしは、京吾と目も合わせずに

ぷい、と反対を向いた。

あまりに恥ずかしくて

顔が熱すぎて。

「こっち、向いて。」

耳元で囁く京吾の声で

京吾の方を向くと、

目の前に京吾の顔があって、反射的に目を閉じた。

「ちゅっ…。」

ほんの一瞬だけ、頬に柔らかい感触。

びっくりして、目をあけると

今度は京吾が、あたしから目を逸らしていた。

「今日は、もう帰るか。」

「そ、そだね。」

これ以上一緒にいたら、お互い恥ずかしくて死んでしまいそうで。

あたし達は無言で、部屋を出た。