♡双恋♡

「照れてんの?」

「うっさいっ///」

「ふーん。…可愛い。」

「ほへ?」

「なんでもねー。」

京吾は、あたしから視線を逸らして

前を向いていた。

「…あんさ。」

「うん、なに?」

「明日、どっか行きたいとこ、ある?」

「んー。とりあえず、街でてみる?」

「だな。」

特にやりたいことが、あるわけじゃないけれど

京吾の隣に並んで、歩きたかったから。

「あ、でも…。」

「どした?」

「多分、すっごいいっぱい、人に会うよね。」

「だな。まぁ、大丈夫だろ。」

「そだね。」

いつもとおんなじ道。

なのに、なんでこんなに景色が変わって見えるんだろう。

君の隣、ただそれだけで

何もかもが違う気がして。