♡双恋♡

数分後。

「谷村、はよ。」

「あ、けーご。おはよ。」

あたしは出来るだけふつーにできるように

気持ちを抑えながら、京吾を見た。

「ん、行くか。」

「うん。あ…。」

「どした?」

「え、えと。その…。」

なんとなく言いづらくて

自分の手に、視線を落とした。

「あぁ。ほい。」

鋭い京吾は、あたしの手を

ひょいっととって

あたしの顔を見つめた。

「こーゆうことだろ?」

「う、うん…///」

あたしは恥ずかしくなって

ふぃっと、視線を逸らした。