どうしようもなく、好き。

廃墟についた時の光景を見て自分と目を疑った。

廃墟の前には人だかりができていた。

嫌な予感が走って、人混みを掻き分けていった。


そこには無惨な姿の少女二人がいた。

そのうちの一人ゎあゆなだった。


「あゆな!!あゆな!!めをさませよ!! 起きて…起きてまた笑ってくれよ!」

俺ゎ信じられなくて君の名前を何度も叫んだ。
「ちょっと!大丈夫ですか?」

いつの間にか俺ゎ泣いていたようだ。それでも君の名前を叫び続けた。

声が枯れても。 

ずっと。


「あゆ…あゆなーーーーー!!!!!!!」





ーーー1週間後ーーー

目を覚ますとそこは白い天井だった。


あの後俺はあゆなを抱き締めたまま倒れたらしい。

「あゆな…あゆなっ!」

「こー…起きたのか?」

そこにゎ心配そうな顔のかえでとなおきがいた。

「こー…落ち着け…あゆなゎ…あゆなゎもうしんだんだよ…。」

「いくら楓でも、そんな冗談許さねぇ!」

「冗談じゃねぇよ!俺がそんな冗談言わねぇよ! 俺だって…俺だってまだ信じられてねぇんだよ…」

「悪い…。あゆなは…?」

「ついてこい。」


着替えて外に出た。とてもいい天気だった。 雲ひとつない青空なのに、俺の心ゎ全然晴れない。晴れるわけがない。


楓たちにつれてこられた場所ゎ墓場だった。 その中に梅田家と書いてある墓の前につれてこられた。

「嘘だろ…? なぁ!うそっていてくれよ!!あゆなっ!!!」

「っ…。」

二人とも黙り混んだまま静かに涙を流していた。

「本当に、本当に死んだんだ…。あゆな…」

俺は墓を目の前にして泣き崩れた。

何度も心の中で、遅れてごめん。遅れてごめん。と繰り返し謝っていた。
今更謝ったって遅いし、何にもならないとに…。