どうしようもなく、好き。

「こー!時間延長していー?」

楓となおきとカラオケしていた。
かなり盛り上がっていた。

この後あゆなと会う約束だったけど、少しくらい遅れてもいいだろうと十分時間を延長した。
ーーー十分後ーーー

やべ、急がねぇと。

待ち合わせ場所に走っていた。

しかし待ち合わせ場所にいっても君の姿ゎなかった。


必死に必死に探したのに。君の姿ゎなかったんだ。

君に電話をしようとした瞬間、君から電話がかかってきた。

「もしもし?お前どこにいんだよ?」

「こーちゃん、西町の…廃墟…助けて。 キャッ!!こーちゃ…」

ブチッ

何があった!? 

それから折り返し何度も電話をしたけど繋がることゎ二度となかった。

これが君とした最後の会話になるなんて…この時思いもしなかった。

西町へ走った。 すごい勢いで。

あり得ないくらい汗をかいて身体中ビショビショだった。
涙も混じっているのかもしれない。

そんなことなど気にせず走り続けた。

君に会いたい、君が無事だと自分に言い聞かせて。