アイツが笑った顔でこーちゃんって呼ぶのが好きだった。

アイツの笑った顔にいつもドキドキさせられて、大好きだった。

アイツとキスする直前まつげを少しふせてから、微笑んでキスする瞬間が大好きで幸せだった。


あの頃ゎ絶対離れないと思った。


初めてのキスも。
初めてのデートも。
初めての好きも。

俺の全ての初めてゎお前だった。


デートゎ何度もしたし。

キスだって。たくさんしたんだ。

俺の大好きな。世界で、宇宙で、生涯一番愛していた君。




しかし別れゎ本当に突然やってきた。

しかも恋人の別れでなく。

君との別れ。


今でも君と最後にしたキス、会話、握った手の感触、抱き締めた感触。


二度ともうキスも抱き締めることさえもできない。

神に誓っても。俺がいくら頑張っても。