どうしようもなく、好き。

古川…? 何が…あったんだ…?

嫌な予感がしてたまらない…。
この勘が当たってほしくない…。




PRRRRR

「親父!!!何したんだよ!古川…ゆうになにしたんだよ…!!!!!」

「 おい!落ち着け! 親父じゃねぇ
俺だよ…」

「……楓…? 悪い、今お前にかまってやんねぇわ…」

「は?誰もかまってほしいと思ってねぇよ つーかお前古川のことであせってんの…?」

「あぁ…なんか知らねぇか!? アイツが…あいつになんかあったかもしんねぇんだよ!」

「古川…あ!そーやーさっきお前と俺のおっかけ見てぇなやつと古川に似たようなやつと廃墟に入ってった気がする」

「っ!どこの…どこのだよ!!」

「いくな! あそこゎ…あの…」

「…………あそこなのか……?」

「………。」

「わかったよ…じゃ サンキュー」

「おい、こー? 待てよ!」

ブチッ


絶対アイツが今大変なことになってんのがわかる…。 今すぐ助けに行きてぇんだ…。 なのに……。

足が動かねぇ 震える…。何でよりによって!! あそこなんだよ!!!
ふざけんな!!