意味わかんねぇよ…!
なんでアイツがあんなに言われてんだよ! アイツゎ絶対何も悪くねぇだろ…? ただの嘘だよな…?

あいつに会いたい気持ちが強くなり、胸の鼓動が早くなる。

こえーよ…何があったんだよ…母ちゃんも親父も…何にいかってんだよ!

ガシッ
「山田くん…」

俺のファンのリーダー的な奴に腕を掴まれ止められた。

「あ?んだよ?いそいでんだよ!あとにしてくれ!」

「そんな冷たく言わないでよぉ…私、山田君と行きたいとこがある…いこぉ」

「あ?無理…絶対行かねぇから…」

そしてまた俺ゎ走り出した…。

「山田くん…!!!」

あの女が何を考えてるかも知らず…ただ…ただ会いたい気持ちひとつでがむしゃらに走り続けた。



バタンッ!

「古川…!!!」

いない…? いないのか…?
時間ゎ…過ぎてる…。 なんかあった
のかよ…。

あれ?柵になんか書いてある…しかも血で…。

“たすけて こーせー”