月夜に桜


みるみる落ちていくあたしをみて
けーたはさぞ嬉しかっただろう


もうけーたなんてどーでもよかった
あたしには生きる意味がわからなかった



どうして生きているのか
わからなかった



こんな体どーでよかった
そしてどんどん自分を売った





宮原は心底そんなあたしをみて
嬉しそうだった


やっと利用できるおもちゃになったって