君だけに最高の歌を


――――――ガラッ。

扉の開く音がして、振り向くと、サングラスをかけた、背の高い男の人がいた。

担任の先生かな?

「おーしっ、みんな、席につけー。」

『センセー、席決めてないんですけどー!!』

み、美風くん、すごい。先生に対して、あんな態度とれるなんてっ!!!

「あ、れっ!?決めてなかったか。忘れてたっ♪じゃあ、決めるか・・・っと、その前に・・・。」

今度は何っ!?

「センセーが誰か、わかる人っ!挙手っ!!!」

いやいや・・・初対面だしっ!!!

・・・・・・あ、でも、どっかで見たことあるような?

なんか、Sクラスの人たちの誰よりも、オーラが凄い気がする。

「あ、サングラスしてちゃ、分かんないか。3・2・1・・・・・ジャーンッ☆★☆」

パッとサングラスをはずすと・・・えっ!?神無月 嶺二っ!?

あの、めちゃくちゃ有名なアイドルの・・・。

「「「「「きゃー!!!!! 嶺二ーっ!!!」」」」」

教室内に、割れんばかりの歓声がおこる。

「んんっ!!!ありがとうっ☆分かってくれたみたいだね。」

そう言って、笑顔を向け、

「そう、僕がこのSクラス担当の、れいちゃんこと、神無月 嶺二でーす♪気軽に、嶺ちゃんって呼んでね!!!」