(なんで…?何で別れようなんていったの…?) もう一度連絡して、 聞きたかった――。 でも、しつこい女!とも思われたくない… そんな自分の意地っ張りにも嫌気がさしていた…。 私は志穂に電話し、 わんわん泣いた――。 いつも、翔と美優がケンカしたときなど、 翔は決まって志穂に電話し、 美優の気持ちを聞き出していた…。 それが、今回は何も連絡がないと志穂は言っていた。 私はその時、あらためて、 翔の決意は変わらないのだと 確信した―――。