「私が代わりに行きます。失礼します」 私が驚いているあいだに累が代わってくれたみたい。 「累。 麻琉が、麻琉が!」 私は累の胸に飛び込んだ。 「大丈夫だ、亜梨沙。 急いでいこう」 私と累は病院に向かった。