「なんで、あの女は普通にしていて麻琉だけ・・・」

俺は拳を握り締めた。


「来駕。
あの女と同じ学校なのか?」

父さんが聞いてきた。


「そうらしい」

俺が答えると


「そこはあの子の麻琉の頑張りに頼ろう」


俺は何もできない自分が腹立たしかった。



end