空色満開


「おい、お前顔貸せよ」

朝の女どもが立っていた。

「眠いんだけど」
私は顔を伏せたまま答えた。


「私が来いって言ってんだよ」
2人の女が私を抱えた。

うざっ。



「離せよ。
行けばいいんだろ」

私はついていった。