空色満開


「前に言ってただろ。
星が好きって」

俺が麻琉の方を見ると、麻琉はネックレスを見ていた。



「覚えてないと思った・・・。」
麻琉はネックレスを箱から取り出し、首につけた。




「ありがとう」
俺の方を見て笑った。






「別に。
戻らなくていいのか」

俺は立ち上がっていった。




「そうだね」


麻琉が笑顔に・・・






幸せになれるんだったら、俺はいくらでもくれてやる。






俺たちはさっきの部屋に戻った。