ﾎﾜｲﾄﾁｮｺ×ﾋﾞﾀｰﾁｮｺ

半分冗談､半分本気で言った


このままもう少し二人で居たい


純粋に思ったから



｢一緒にサボっていいの!?｣



驚いたように目を見開いて


でもどこか嬉しそうに言った


まじ可愛すぎんだろ


ほかのやつからモテんのもわかる



｢いいよ､でも一つ条件がある｣



｢え…?なに?｣



｢俺のこと海って呼んでよ｣



気付いたら口が勝手に進んでいた


きっと少しでも近づきたかったから


こんな気持ちになったことない俺は


工藤瑠夏とといる時だけ不思議な気持ちになった