遥香side 海斗の手首を握って教室に向かってダッシュ でも陸上部の海斗は速い、あっという間に追いつかれた 教室に入ると 「 遥香あああ、朝から熱いねー! 」 海斗の手首を握ってることに 気がつき、慌てて手を離す 「 うわっ、ごめん … 」 「 別に、平気 」 海斗はそう言って、 友達のグループの輪に入っていった 皆の前だとちょっと冷たくて でも友達といると明るくて … 私は、そんな海斗がスキだった