私の恋の行方

起業から数年・・・。


俺の会社は軌道にのり、たくさんの幸せを運んでいた。



そんなとき、面接会場で彼女に会った。



彼女は俺のことをみても、あの翔哉だとは気付かなかった。

俺が眼鏡からコンタクトにし、茶髪にしたせいだとはわかっていたのだが
正直、気づいて欲しかった。




その後、彼女のことを調べているうちに彼女が結婚し、素晴らしい家庭を築いていることがわかった。




彼女が俺の隣にいないことが・・・彼女が他の男と結婚したことが悔しくてたまらなかった。


ー*ー*ー*ー

何度も何度も後悔していた。


あの時、避妊していたら
俺は今もなお、彼女の隣にいられたんじゃないのか。


俺はなんでアメリカに逃げるように留学してしまったのか。




どうして・・・どうして・・




やるせない思いが溢れ出し、涙がこぼれた。



一瞬、彼女の幸せを壊してやろうとも考えた。



でも、彼女の悲しむ顔を思い出すとその考えは頭からすり抜けてしまった。