私の恋の行方

「翔哉って?・・・まさか・・」



私の忌まわしい思い出が頭を駆け巡る。


「あの時、美乃が産んだ赤ん坊はねー、今はもう立派な高校生だよ。」




え・・・嘘・・



神様って酷い・・どうして私と翔哉を巡り会わせるの・・・




「その子の名前教えてあげようか?」



・・え・・・


当時、私には一切教えてくれなかったのに今なら言えると・・・?


「そんなのッ!!・・・そんなのってないッ!!」



私は社長に向かって叫んだ。




「あの時、私にはなにも・・・教えてくれなかったくせにッ!!・・・教えてくれなかったくせにッ!!」




「それは父さn」


「言い訳なんて聞きたくないッ!!これは事実なんでしょう?」



私は我を忘れて彼に叫び続けて、クタリと床に倒れこんだ。




はぁッ・・・はあッ・・・はあッ・・・




呼吸が荒くなる。



知らないうちに私の頬へは瞼からの透明な雫が次々と流れていた。