ううん。


何にも変わってないじゃん。


好きって思ってから


今まで仲良くなったのも全部


私が頑張ったことじゃない。


今だって


輝からも


自分の気持ちからだって


逃げてるだけじゃん。




こんなんじゃ


両想いだって、

ふられることすらない。



ちゃんと、前に進まなきゃ

努力しなきゃ





私が公園をでようと立ち上がったら


「萌々ちゃん!!!」







多田くんの声がした。