愛しい世界は君がいるから





「いやっ!!!」


いきなり反対から萌々ちゃんの声が

聞こえたと思ったら

下をむきながら口を押さえて


俺の横を通りすぎた。


名前を呼んでも、こっちを

見向きもしなかった。


それに






萌々ちゃん泣いてた。