愛しい世界は君がいるから






したら、いきなり

冬香は教卓の方へいき

手を叩いてみんなの視線を集めた。



「どしたの、冬香」


真剣な顔の冬香につられ

騒がしかった教室は静かになた。



「私はぁ!」


大きな声にみんなびっくりした。

真剣な顔だけど

ほんのり、頬が赤くなっていて

少し緊張しているようだった。



初めてみた、こんな冬香。


どうしたんだよ



「多田愛斗!」

「えっ、はい」


急に名前を呼ばれて

思わず、返事してしまった。



「あんたが、ずっと好きだったぁー!!!」

「「「えぇ!!!?」」」




何言ってんのこいつ…


俺を好き?



あの冬香が・・・・?




うそ・・・・・じゃないよな。