愛しい世界は君がいるから




☆しゅーside☆



「たとえ五年後、お互いの想いが

 薄れてしまっても」


「・・・」



「その五年は無駄なんかじゃない。



…私達には…

……必要な時間なんだと思う」




今日は少し風が強くて


萌々ちゃんの髪がなびいて


太陽に透けて、きれいな笑顔…


引っ越す前の萌々ちゃんとは


全然違う・・・




「おれ、萌々ちゃんの

 そうゆうとこ好きだったよ」


「?・・・ありがとう」