愛しい世界は君がいるから





☆多田said☆



萌々は、優しい…


そうやって俺の事で


自分を責め続けてたのかもしれない


でも、まだ親が死んだ事実だって


受け入れられないのに


萌々とよりをもどしても


傷付け続けるだけだろう…


くそっ、くそっ・・・・


俺は、萌々を傷付けたくないのに!


なんでうまくいかないんだよっ


もう、泣かしたくねぇんだよ!!



「私っ、多田くんが!

多田くんが全てなの!!!

多田くんがいれば何でも出来る!


・・・それじゃ、ダメかなぁ?」



萌々っ・・・萌々っ・・・


だめだな、俺。


こんなに言わせておいて


まだ、躊躇ってる。