愛しい世界は君がいるから





☆萌々said☆


「愛してくれてありがとう。

・・・愛してる、萌々」



教室の前につくと


やっぱり多田君がいて


また悲しそうに空を見ながら


呟いていた。



「そうゆうのは直接ゆってよ」


「萌々っ・・・なんで」


「多田君こそ、なんでっ?

私の事好きじゃなくなった

んじゃないのっ?」



だから、私・・・

忘れようとしたのに。



「それはっ・・・・」


「なんで、なんで何も言わず

に離れてくの?」



やだよ・・・


せめて理由を知りたい。


それで諦めるかどうかは


分からないけど・・・ううん


どんな理由でも多田君を


忘れる事は出来ないだろうな。