愛しい世界は君がいるから


授業終了


「昔から萌々は、

すぐ自分の世界にいく!」

「うぅー、ごめんなさい。」


輝はなんかお兄ちゃんみたい。

やっぱお父さんかな?

口うるさいしすごい心配症だし。

まぁそうゆうとこが好きだけど。


「ごめん、先帰ってて」


一人で帰るのは嫌だけど

しょうがないよね。。。

事業自得だし。


「はぁー、んな顔すんな。

 待っててやるから。」

「えっ、いいの!!?」

「あんま待たせんなよ。」

「うん!!輝だぁーいすきっ!」

「はいはい。」


輝は呆れた顔をしながら私の頭を

ポンポンしてくれた。

昔からこの手が安心する。