今は確かに悲しいし辛いケド やっぱり、恋してよかった。 好きになってよかった。 「多田君・・・ありがとう」 空をみながらつぶやいた。 「なんで・・・・」 いきなり声が聞こえて 後ろをむくと 裏庭の壁にもたれて 辛そうに顔をしかめる 多田君がいた・・・・