うぅっっ!


騙されちゃダメだ私!!!


コイツは約50股もかけるチョー遊び人だぞ!!!


これもきっと、ヤツの戦略に違いない!



「ふんっ!そんな色仕掛け私には通用しないんだから!」



私は真っ赤になりながらも堂々と(したつもり…)言った。



でも、ヤツには通じてない感じだった。



「まあまあーそんな怒んな?!って
てゆーか、俺、奈恋ちゃんの愛情がたーっぷり入ったメシ食べたい!
なんか作って♡」



さっきとは違って甘ーい声で
私に言ってきた。


不覚にもドキッとしてしまった。