「おい、どうした?」
「また、ほ、骨...です...。」
「またか。 ん?まだ血がついてるじゃねえか。鑑識にまわせ。」
「はっ、はい!」
被害者、五十嵐響子。
年齢32歳。
大手IT企業の社長、五十嵐謙吾の娘。
「んー、さっぱり分からんなー。この3つの事件。」
一人目の被害者、野口一雄。
年齢51歳。
務めていた会社の倒産により、離婚。
そして、仕事先が見つからず、ホームレスになった。
二人目の被害者、矢頭喜一。
年齢21歳。
地元の暴走族に所属。高校進学後、3ヶ月目に教師に暴行し退学。
そして、被害者の近くには、必ずその人の左の人差し指の人骨が....
....。
繫がりが分からない。
