もう‥‥
何でこんなことになっちゃったの?
聖からの痛い視線は突き刺さり続けてるし。
「「「‥‥‥‥」」」
アタシは今は何を言っても聞いてもらえないと思って静かに聖の攻撃を受ける事にした。
長い時間。
あまりにも長く感じる時間。
聖を気にしないように視線を窓の外に移して。
外を眺めていると閑静な住宅街に入っていく。
「あ、たっちゃん家だ!」
え?
どこ?
って、えええ!?
デカッ!
たっちゃ〜ん!
すごいお家にお住みなんですねー。
実はお坊ちゃまじゃん。
全然見えないのに…
車が門の横に停車したので運転手さんにお礼を言って降りた。
聖がインターホンを押して名前を言うと大きなゲートが開いた。
「そういえば麻紀、たっちゃん家知ってたの?」
「うん、実は一回来たことあるんだぁ〜」
へらっと笑う麻紀は嬉しそう。
広いお庭を通って玄関を開けると広い空間が。
スタスタ歩く麻紀と聖に突いていって一つの扉を潜った。
小ホールのような部屋にはたっちゃんのバースデーパーティのセッティングがされていた。
招待客が何人かいる。
みんなおじさんばっかだけど…
同い年くらいの子達はまだ来ていないみたい。
「桃、たっちゃんにプレゼント渡しにいこう♪」
「うん!」
「セイ先輩はどうします?」
「行く」
‥‥‥
こっちを見ようともしない聖。
よっぽど頭にきてるみたいですね。
謝りたいけど、話を聞いてもらえなそう…
麻紀に付いて階段を昇っていくとたくさんのドアが。
アタシひとりじゃ絶対迷うよ。
離れないようにしなきゃ…
一番奥の部屋に入るとたっちゃんがいた。
「たっちゃん♪」
信じられないくらいの甘い声にちょっと驚きながらアタシも麻紀に続いた。
何でこんなことになっちゃったの?
聖からの痛い視線は突き刺さり続けてるし。
「「「‥‥‥‥」」」
アタシは今は何を言っても聞いてもらえないと思って静かに聖の攻撃を受ける事にした。
長い時間。
あまりにも長く感じる時間。
聖を気にしないように視線を窓の外に移して。
外を眺めていると閑静な住宅街に入っていく。
「あ、たっちゃん家だ!」
え?
どこ?
って、えええ!?
デカッ!
たっちゃ〜ん!
すごいお家にお住みなんですねー。
実はお坊ちゃまじゃん。
全然見えないのに…
車が門の横に停車したので運転手さんにお礼を言って降りた。
聖がインターホンを押して名前を言うと大きなゲートが開いた。
「そういえば麻紀、たっちゃん家知ってたの?」
「うん、実は一回来たことあるんだぁ〜」
へらっと笑う麻紀は嬉しそう。
広いお庭を通って玄関を開けると広い空間が。
スタスタ歩く麻紀と聖に突いていって一つの扉を潜った。
小ホールのような部屋にはたっちゃんのバースデーパーティのセッティングがされていた。
招待客が何人かいる。
みんなおじさんばっかだけど…
同い年くらいの子達はまだ来ていないみたい。
「桃、たっちゃんにプレゼント渡しにいこう♪」
「うん!」
「セイ先輩はどうします?」
「行く」
‥‥‥
こっちを見ようともしない聖。
よっぽど頭にきてるみたいですね。
謝りたいけど、話を聞いてもらえなそう…
麻紀に付いて階段を昇っていくとたくさんのドアが。
アタシひとりじゃ絶対迷うよ。
離れないようにしなきゃ…
一番奥の部屋に入るとたっちゃんがいた。
「たっちゃん♪」
信じられないくらいの甘い声にちょっと驚きながらアタシも麻紀に続いた。

