「モカァ〜」
シャワーを浴びた後また一眠りしようとベッドに入った直後ママの呼ぶ声が聞こえた。
だるいから無視を決め込んでいると痺れを切らしたママが部屋まで入ってきた。
「モカちゃんってばぁ!」
「なに」
「どっちがいーい?」
ピンクと白の上品なワンピースを交互に自分に当てながら無邪気に問い掛けるその態度に冷たく言い放っても無駄だということを再確認させられた。
「白。」
「え〜?どうして?」
速答したからなのか、白を選んだからなのか、不満げに頬を膨らませる蓮美彩香、36才。
「なんとなく」
「ん〜。ピンク可愛くない?」
はぁ‥
ピンクが着たいなら着れば良いじゃないか…
決断力がないんだから。
「どっちも可愛いよ。アタシは白のほうが好きだけどママがピンクがいいならそうしなよ。さくらみたいでママに似合ってるし。」
ママには白が一番似合うと思うけど、どうやらピンクを選んでほしかったらしい。
早く寝たいアタシはママに合わせて適当に答えた。
二着をじっと見つめて、
まだ悩むらしい。
もう付き合ってらんなぁい。
おやすみ。
大きなあくびをしながらもぞもぞベッドに入った。
ママがまだ部屋にいるけど気に留めずに寝に入る。
意識が途切れそうになるころ、ママはブツブツと呟きながら部屋を出ていった。
部屋にアタシの鼓動だけこだまする。
いつのまにか眠っていた。
ママの出現によってさっき見た夢のことは完全に忘れて気持ち良く眠ることが出来た。
結構な深い眠りについていたのか目が覚めたときはもう午後四時。
結構寝たアタシはすっきりした気分で準備をすることにした。
シャワーを浴びた後また一眠りしようとベッドに入った直後ママの呼ぶ声が聞こえた。
だるいから無視を決め込んでいると痺れを切らしたママが部屋まで入ってきた。
「モカちゃんってばぁ!」
「なに」
「どっちがいーい?」
ピンクと白の上品なワンピースを交互に自分に当てながら無邪気に問い掛けるその態度に冷たく言い放っても無駄だということを再確認させられた。
「白。」
「え〜?どうして?」
速答したからなのか、白を選んだからなのか、不満げに頬を膨らませる蓮美彩香、36才。
「なんとなく」
「ん〜。ピンク可愛くない?」
はぁ‥
ピンクが着たいなら着れば良いじゃないか…
決断力がないんだから。
「どっちも可愛いよ。アタシは白のほうが好きだけどママがピンクがいいならそうしなよ。さくらみたいでママに似合ってるし。」
ママには白が一番似合うと思うけど、どうやらピンクを選んでほしかったらしい。
早く寝たいアタシはママに合わせて適当に答えた。
二着をじっと見つめて、
まだ悩むらしい。
もう付き合ってらんなぁい。
おやすみ。
大きなあくびをしながらもぞもぞベッドに入った。
ママがまだ部屋にいるけど気に留めずに寝に入る。
意識が途切れそうになるころ、ママはブツブツと呟きながら部屋を出ていった。
部屋にアタシの鼓動だけこだまする。
いつのまにか眠っていた。
ママの出現によってさっき見た夢のことは完全に忘れて気持ち良く眠ることが出来た。
結構な深い眠りについていたのか目が覚めたときはもう午後四時。
結構寝たアタシはすっきりした気分で準備をすることにした。

