陰陽師とイケメンの幽霊退治事件簿

俺はメガネを外して七海が座っている椅子へ走った


今は洋介と思っていてもいい


七海には笑顔でいてくれればいいんだ


そう思いながら七海の背中を抱きしめた


「…佐久間、心配させてゴメンね」


「今は洋介で良いから」