陰陽師とイケメンの幽霊退治事件簿

〔佐久間太一〕



本当に大丈夫なのだろうか


俺はそんな事を考えながら廊下から七海の背中を見ていた


すると七海の声が聞こえた


「…洋介ずっと一緒だよね帰ってくるよね」


また幻覚を見てるのか?


「でもさ…やっぱり寂しいなぁ」


七海の目から涙がぼろぼろこぼれた