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  《チュンチュン》

  扉の向こうから聞こえてくる鳥の声で目ま覚ました。


  背伸びをして部屋の中を見渡すと、みんなぐっすりと寝ていた。


  近藤さんまでもが居間で寝ているだなんて珍しいと思った。


  「今日は私が食事を作るか」


  私は藤堂さんが作っている献立表を見に行った。


  今日の食事はサンマの塩焼きと味噌汁、肉じゃがにご飯と書いてあった。

  
  何となく簡単そうな気がした。


  _____55分後_____


  「これでいいかなぁ??」

   
  初めて1人で作ったわりには上的の出来ばえだった。

  
  みんなの分を居間に運び並べ、みんなを起こした。


  「みなさん、起きてください!!朝食が出来ましたよ!!」


  一番最初に目を覚ましたのは藤堂さんだった。


  「沖田さん…おひゃようごじゃいます…」


  藤堂さんはまだ少し寝ぼけているようだった。


  「藤堂さんおはようございます。朝食出来ましたよ。」

  
  藤堂さんは机に並べられた朝食をみた。


  「えええええ!?!?」


  その声に隊士が続々と起きてきた。

   
  遂には近藤さんまで起きた。


  「平助、朝から大声をあげてどうした?何かあったのか??」


  近藤さんは眠たそうだったが意識ははっきりとしていた。