「ち、違うよ!」
口ではドキドキしてないって言ったけどドキドキしすぎて少しかんでしまう。
「今こんな事してるのは俺だから大丈夫だけど他の奴にされたら気をつけろよなー」
「何で気をつけた方がい、いいいの?」
またかんでしまった。
いい加減離して欲しい…
こんなんじゃまともに話するのにも大変だもん…
「何でって…めごが変なことされたら嫌だし…。それと男っていろんな意味で危ないからな?」
翔汰の頬が少し赤くなった気がした。
翔汰の言っていた変なことって言うのはいまいちよく分からなかった。
だけど一応分かったと言っといた。
翔汰は後ろから私を包み込んだまま進んで行った。
私は翔汰に押されるままに進んだ。
翔汰が包み込んでくれているととても暖かく、不安もなくなっていった…
翔汰の不安もなくなったかな??
