「おい、翔汰!やっぱりお前寒いだろ?」 「??そんなことねーよ?」 「遠慮するなよ。」 私はそう言って翔汰の手を羽織っているブレザーのポケットに一緒につっこんだ。 うわぁ… いざとなるとすごい緊張する… 「ど、どどうしたんだよ、めご??」 横を見ると暗くてわかりにくかったが翔汰のほっぺが少し赤くなっていて、 驚きを隠せない様子だった… 「べ、別に…」 私もそれにつられて少しほっぺが赤くなった気がした… なんだか翔汰が女の子っぽ見えた…