そして、まるで大の仲良しかのごとく、その輪に加わります。
「お~い!な~に話してんのかな~?」
「あ!和泉さん!ちょっと聞いてよ、この子ったらさ~…。」
さっきまでの話の内容など知るはずもありません。そもそも彼女にとって興味のある話かも分かりません。でも、それが普通かのように参加し、ケラケラと笑って話すゆず希さん。最早才能とも言えます。もとより、彼女は突拍子となく、いつも全然知らない人たちの輪に加わることも少なくないので。同級生も最早慣れてしまってるのかもししれませんね。佳乃さん、そんなゆず希さんに絶賛憧れ&尊敬中。
